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駿河台大学はやばい?駿台グループが埼玉・飯能に作った大学の中身

駿河台大学はやばい?駿台グループが埼玉・飯能に作った大学の中身

駿河台大学と一緒に「やばい」と出ると、進学先として大丈夫なのか不安になりますよね。ただ、この検索語の多くは大学そのものより口コミの印象から来ています。

以下では成り立ち、募集状況、学べること、就職支援を、確かめられる情報だけで静かに整理します。

この記事の目次
  1. そもそも駿河台大学は、駿台予備校グループが「真の大学」を目指して作った
  2. 定員はきちんと埋まっている――充足率103.7%が意味すること
  3. 偏差値35という数字を、感情を抜いて読む
  4. 就職は「個別に面倒を見る」かたちで支えている
  5. 法・心理・メディア――駿河台大学で実際に学べること
  6. キャンパスは埼玉・飯能。郊外でじっくり学ぶ環境
  7. 入試と学費は、早めに公式で押さえておく
  8. よくある質問

そもそも駿河台大学は、駿台予備校グループが「真の大学」を目指して作った

駿河台大学を語るとき、名前だけで塾や予備校を思い浮かべる人がいますが、この大学は大手予備校の駿台(駿台予備学校)と同じ駿台グループが母体です。グループの中で「真の大学をつくる」という決意のもと、1971年から準備を重ね、15年をかけて1987年に埼玉県飯能市で開学しました。長い助走期間を置いて作られた大学だという点は、成り立ちを見るうえで押さえておきたいところです。

建学の精神に掲げられているのは「愛情教育」です。学生一人ひとりへの愛情がなければ真の教育はできない、という考え方で、少人数で顔の見える距離を保つ姿勢につながっています。この一人ひとりに寄り添う設計は、後で触れる就職支援のかたちにもそのまま出ています。予備校由来の受験ノウハウを持つグループが、腰を据えて作った四年制大学。これが出発点です。

定員はきちんと埋まっている――充足率103.7%が意味すること

大学が続いていけるかどうかを測る素朴な物差しに、定員充足率があります。募集した人数に対して実際に何人入学したかの割合で、これが1.0(100%)を割り込む状態が続くと、その大学は学生が集まらず経営が苦しいと見られます。定員割れが常態化した大学ほど「やばい」と言われやすいのは、この数字が背景にあります。

駿河台大学の充足率は103.7%です。募集した枠を実際の入学者がわずかに上回っている状態で、少なくとも「学生が来なくて定員が埋まらない」タイプの大学ではありません。埼玉県飯能市という郊外に立地し、法・経済経営・メディア情報・スポーツ科学・心理の5学部で受け皿を持ちながら、毎年の募集が回っているということです。派手な人気校ではないにせよ、募集が空回りしている大学とは性格が違う、と数字は示しています。

偏差値35という数字を、感情を抜いて読む

駿河台大学の偏差値はおおむね35前後で、いわゆるFラン圏として名前が挙がることがあります。ここは正直に受け止めておくべき部分です。ただ偏差値は「入試の難しさ」を表す指標であって、入ってから何を学べるか、卒業後どうなるかを直接表す数字ではありません。難しくない入試は、裏を返せば意欲さえあれば入り口が開いているということでもあります。

大事なのは、その入り口の先に前の章で見た充足率のような別の顔があることです。偏差値が低いと聞くと反射的に不安になりますが、この大学の場合は募集が回り、少人数の支援体制を売りにしている。数字の一つだけを取り出して結論を出すのではなく、入試の難易度は難易度として、教育や就職はそれ自体で確かめる。そういう分けた見方をすると、必要以上に怖がらずに済みます。

就職は「個別に面倒を見る」かたちで支えている

「Fランは就職できない」という言葉が独り歩きしがちですが、駿河台大学のキャリア支援は、大人数を一律にさばくのではなく個別対応を前面に出しているのが特徴です。履歴書やエントリーシートの添削、面接練習を一人ずつ見る体制が整えられ、公務員試験の対策を行う学習室も置かれています。

学部ごとの工夫もあります。法学部では、ゼミの教員とキャリアセンター、公務員・資格試験の学習室が連携して学生を後押しする体制がとられています。心理学部は独自の「就職活動カード」を使い、教員がオフィスアワーなどで学生と個別に面談しながら準備状況を一項目ずつ確認していく仕組みを持っています。就職の結果は本人の動き方に大きく左右されますが、少なくとも「放っておかれる」大学ではなく、建学の精神である一人ひとりへの姿勢が支援のかたちに落ちている、と見て取れます。

法・心理・メディア――駿河台大学で実際に学べること

大学選びで本当に見るべきは、自分の学びたい分野があるかどうかです。駿河台大学は5学部構成で、なかでも法学、心理学、メディア情報は志望者が具体的にイメージしやすい領域です。

法学部は、法律や公共政策を学びながら、前述のように公務員や資格試験の学習室と結びついた進路支援が受けられます。心理学部は、心のはたらきを学問として扱う学部で、独自の就職活動カードに象徴されるように学生と教員の距離が近い運営です。メディア情報学部は、情報や映像、コミュニケーションといった現代的なテーマを扱う学部です。少人数教育を掲げる大学なので、大教室で一方的に聞くだけになりにくく、教員に相談しながら学べる環境が持ち味になります。学びたいテーマがこのいずれかに重なるなら、偏差値の印象だけで候補から外すのはもったいない選び方です。

キャンパスは埼玉・飯能。郊外でじっくり学ぶ環境

駿河台大学のキャンパスは埼玉県飯能市阿須にあります。名前の「駿河台」は母体である駿台グループの由来を映したもので、東京・御茶ノ水の駿河台に大学があるわけではない点は先に知っておくと混乱しません。

飯能は都心から少し離れた自然の多い郊外で、繁華街の刺激からは距離があります。にぎやかな都会のキャンパスを望む人には物足りなく感じられる一方、落ち着いた環境で学業やスポーツに集中したい人には向いています。通学の便や周辺環境は人によって評価が分かれるところなので、可能なら一度足を運び、自分の四年間の過ごし方に合う土地かどうかを肌で確かめておくと安心です。

入試と学費は、早めに公式で押さえておく

入試は複数の方式が用意されており、偏差値の水準からいっても、学びたい意思がある人にとって入り口は開かれています。ただし入試方式や日程、必要書類は年度で変わるため、ここでの一般論に頼らず、募集要項の最新版で確認するのが確実です。

学費についても同じで、学部によって金額は異なり、初年度は入学金が加わります。奨学金や特待の制度が用意されていることもあるので、総額の負担を見積もるときはあわせて調べておきたいところです。数字は年度で更新されますから、この記事は入り口の整理として使い、実際の出願前には必ず駿河台大学の公式サイトで最新の情報にあたってください。

よくある質問

駿河台大学はFランですか?

偏差値はおおむね35前後で、いわゆるFラン圏として名前が挙がることはあります。ただ偏差値は入試の難しさを表す数字で、学べる内容や就職を直接表すものではありません。定員充足率は103.7%と募集が回っており、募集が空回りしている大学とは性格が異なります。

駿河台大学は駿台予備校と関係がありますか?

はい。大手予備校の駿台(駿台予備学校)と同じ駿台グループが母体で、グループが「真の大学をつくる」という方針のもと1987年に開学した四年制大学です。ただし塾や予備校そのものではなく、独立した大学です。

駿河台大学は就職できないというのは本当ですか?

個別対応を前面に出したキャリア支援が特徴で、履歴書やエントリーシートの添削、面接練習を一人ずつ見る体制があります。心理学部は独自の就職活動カードで教員が個別面談を行うなど、放っておかれる大学ではありません。就職の結果は本人の動き方にもよります。

駿河台大学はどこにありますか?

埼玉県飯能市阿須にキャンパスがあります。名前の駿河台は母体である駿台グループの由来によるもので、東京の駿河台に大学があるわけではありません。落ち着いた郊外環境で学びたい人に向いた立地です。

駿河台大学にはどんな学部がありますか?

法学部、経済経営学部、メディア情報学部、スポーツ科学部、心理学部の5学部があります。なかでも法学、心理学、メディア情報は志望のイメージがしやすく、少人数教育のもと教員に相談しながら学べる環境が持ち味です。

ABOUT US

相川 直樹

相川 直樹 |偏差値・充足率・就職データだけで大学を検証する編集者

ネット上の「○○大学はやばい」「Fラン」という書き込みの多くは、匿名の印象論です。私は、河合塾の偏差値・収容定員充足率・国家試験や就職の公式データという、誰でも確認できる一次情報だけを並べ、その噂が実態と合っているかを一つずつ確かめます。受験生と保護者が、雰囲気ではなく数字で進路を選べるように。

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